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歴史研究の日々のよしなしごとについて

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琉球家譜目録データベース

少し前のことになるが、渡辺美季HP琉球家譜目録データベースがリニューアルされた。

「リニューアルされた。」と書くとまるで他人事のようだが、リンク先を見ていただくとわかるように、私も「検索・表示機能については」いくらか(アカデミックでない部分で)お手伝いをしている。
琉球家譜の史料的性格やその価値などといった、アカデミックな解説については渡辺さんにお任せするとして、ここではその「検索・表示機能」についての技術的な面について書き留めておきたい。


このデータベースの検索・表示機能は、JavaScriptによって動いている。
最近ではAjaxを利用するウェブサイトも少なくないので、JavaScriptを使えない設定にしている方も少ないとは思うが(ちなみに本家サイトのログを見ると2%くらい)、もし検索機能が使えない場合はブラウザの設定を御確認いただきたい。

このデータベースの仕組みを簡単に説明すると、CSV形式のファイルに格納された家譜データを読み込んで、検索条件に合うデータを選び出し、HTMLの表形式に流し込んで表示する、というところだろうか。
各項目をカンマ「,」で区切っただけのCSV形式ならば、データファイルを作成するのもさして難しくないはずである(が、例えばExcelではUTF-8でCSVファイルとして保存することはできないらしい。トホホである)。
JavaScriptでプログラムを組んだのは、例えばプロバイダの無料HPスペースなど、CGIが使えない環境でウェブサイトを管理している人たちでも容易に使えるようにするためである。
これがPerlやPHPになると、やれバージョンが違うの、ライブラリが入っていないの、設定が面倒で手に負えないのと、とてもじゃないけれど責任が持てなくなる。
そうでなくても、こちとらずぶの素人である。
そういうサーバスクリプトを使ってもっと本格的なデータベースを作りたい方は、是非相応の対価を支払ってプロに依頼するか、御自分で一から勉強して立派なモノを作っていただきたいと思う。
といいつつ、私もそのうち手を出さないとも限らないけれど…。

そういうわけで、このデータベースで実装しているJavaScriptでの検索・表示機能はあくまで小・中規模のデータ処理向けである。
とはいえ、1~2秒程度待てるなら(普通待てると思うが)、ここで扱っている程度のデータ構造なら1000件を越えるデータファイルでも十分扱えそうではある。
お金を払ってプロに頼むには規模が小さいけれど、そのままHTML化して見せるには数が多すぎる、それでもネット上に公開すれば確かに有意義だろう。
そういうデータをお持ちの方にとって、ここで使っているような検索・表示のためのJavaScriptスクリプトは最適解なのではないかと思う。

現時点では、「とりあえず動けばOK」的なアド・ホックな造りになっているので、このソースをそのままいじって使うというのは難しいだろう。
というより、一から組み直した方が余程早いと思う。
CSV形式のファイルを扱うのにどうしてJKL.parseXMLを使わないといけないのかとか、いろいろ説明に苦しむところもあるのだが、もしそれなりに需要があるようであれば、そのうち暇を見つけて汎用のスクリプトに書き直してもいいかも知れない。
問題は、果たして需要があるかどうか、である。
もしそういう需要が(特に琉球弧関係とか、歴史学関係とかで)ありそうなら、真面目に考えてみよう。

テーマ:歴史 - ジャンル:学問・文化・芸術

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