2007年度広島史学研究大会シンポジウム テーマ「中・近世期の海港都市と海域世界のネットワーク―海・都市・宗教―」『史学研究』第260号、2008年6月17日、pp.1-67
鹿毛敏夫「戦国大名領国の国際性と海洋性」
はじめに
一 海 〜中世の交易空間
(一)守護・戦国大名船の活動と交易
(二)海の領主の海洋性
二 都市と宗教 〜国際性・海洋性を支える場と思想
(一)水辺の中世都市
(二)中世都市のなかの唐人
(三)都市信仰の開放性
おわりに
上里隆史「15〜17世紀における琉球那覇の海港都市と宗教」
はじめに
一、海港都市那覇と居留地の形成
二、琉球王権と那覇の外来勢力
三、那覇の各宗教とその特徴
四、古琉球社会における外来宗教の受容と習合
おわりに
堀井優「近世初頭の東地中海――オスマン帝国とエジプト海港社会――」
はじめに
一 東地中海のオスマン化
(一)多様化と一元化
(二)開放性の増大
二 多宗教的な海港社会
(一)条約体制下の裁判規定
(二)イスラーム法廷のヨーロッパ人
(三)雑居的な居住形態
むすび
【コメント】
本田博之「シンポジウム「中・近世期の海港都市と海域世界のネットワーク―海・都市・宗教―」に参加して」
深沢克己「三報告へのコメント―ヨーロッパ的視点から」
(一)広域性、または海域ネットワーク
(二)局地性、または海港都市の形成発展
(三)領域性、または地方権力や国家権力との関係性
(四)内面性、または海港都市における宗教と信仰
【総括】
井内太郎
一 シンポジウムの狙い
二 アジア海域ネットワークと地中海域ネットワークの比較
三 海域ネットワークの中の海港都市の性格
四 海港都市における宗教的寛容の問題


