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省省流転

歴史研究の日々のよしなしごとについて

周縁プロジェクト合宿と明日香村・稲淵

7月23日・24日と、本務校のプロジェクトにかかわる調査準備のため、関西大学飛鳥文化研究所にて、実習と打ち合わせを兼ねた合宿に参加する。

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2007年度広島史学研究大会シンポジウム「中・近世期の海港都市と海域世界のネットワーク―海・都市・宗教―」

2007年度広島史学研究大会シンポジウム テーマ「中・近世期の海港都市と海域世界のネットワーク―海・都市・宗教―」『史学研究』第260号、2008年6月17日、pp.1-67

鹿毛敏夫「戦国大名領国の国際性と海洋性」
 はじめに
 一 海 ~中世の交易空間
  (一)守護・戦国大名船の活動と交易
  (二)海の領主の海洋性
 二 都市と宗教 ~国際性・海洋性を支える場と思想
  (一)水辺の中世都市
  (二)中世都市のなかの唐人
  (三)都市信仰の開放性
 おわりに

上里隆史「15~17世紀における琉球那覇の海港都市と宗教」
 はじめに
 一、海港都市那覇と居留地の形成
 二、琉球王権と那覇の外来勢力
 三、那覇の各宗教とその特徴
 四、古琉球社会における外来宗教の受容と習合
 おわりに

堀井優「近世初頭の東地中海――オスマン帝国とエジプト海港社会――」
 はじめに
 一 東地中海のオスマン化
  (一)多様化と一元化
  (二)開放性の増大
 二 多宗教的な海港社会
  (一)条約体制下の裁判規定
  (二)イスラーム法廷のヨーロッパ人
  (三)雑居的な居住形態
 むすび

【コメント】

本田博之「シンポジウム「中・近世期の海港都市と海域世界のネットワーク―海・都市・宗教―」に参加して」

深沢克己「三報告へのコメント―ヨーロッパ的視点から」
 (一)広域性、または海域ネットワーク
 (二)局地性、または海港都市の形成発展
 (三)領域性、または地方権力や国家権力との関係性
 (四)内面性、または海港都市における宗教と信仰

【総括】

井内太郎
 一 シンポジウムの狙い
 二 アジア海域ネットワークと地中海域ネットワークの比較
 三 海域ネットワークの中の海港都市の性格
 四 海港都市における宗教的寛容の問題

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鄭潔西「万暦朝鮮役により明軍に編入された日本兵」

鄭潔西「万暦朝鮮役により明軍に編入された日本兵」『東アジア文化環流』第1編第2号、2008年7月15日、pp.149-167
 一、はじめに
 二、明軍日本兵の来歴
  (一) 捕虜から明軍日本兵へ
   ① 捕虜の数
   ② 捕虜への処置
  (二) 自発的な投降者
  (三) 朝鮮から譲渡された投降者
 三、明軍に編入された日本兵―劉綎麾下の日本兵を中心に―
  (一) 『宣祖実録』から見た劉綎麾下の日本兵
  (二) 劉綎麾下の「倭千総」
  (三) 四川鎮遠営の500名降倭銃手
  (四) 明軍中における他の日本人軍事集団
 四、結び

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野間靖雄「フィリピン・コルディリェーラ山脈の棚田と遺産ツーリズムの課題―世界文化遺産としての文化的景観と地域社会―」

野間靖雄「フィリピン・コルディリェーラ山脈の棚田と遺産ツーリズムの課題―世界文化遺産としての文化的景観と地域社会―」『関西大学東西学術研究所紀要』第41輯、2008年4月1日、pp.103-136
 1.はじめに
 2.文化的景観の概念と世界遺産
  (1) ユネスコによる文化的景観
  (2) 文化庁の文化的景観
 3.フィリピンの世界文化遺産
  (1) フィリピンのバロック様式教会群
  (2) 古都ビガン
  (3) コルディリェーラ山脈の棚田群
 4.イフガオ族の棚田の特性・技術と地域社会
  (1) コルディリェーラ地方(Region)の成立経緯
  (2) 棚田の立地と分布
  (3) イフガオ族の生活空間
  (4) 棚田の技術的構造と生産性
  (5) 農耕儀礼と地位
 5.遺産ツーリズムの課題
  (1) 景観の真正性
  (2) 棚田の担い手と労働力不足
  (3) 宿泊・インフラ整備
  (4) 道路と公共交通の劣悪性
  (5) 農民の現金収入源
  (6) 棚田の仕組みを理解する環境教育的配慮
  (7) 適正な土地利用計画の策定
  (8) エコツーリズムの功罪
 6.おわりに

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田名真之『クニンダ人物志1 蔡氏』

田名真之『クニンダ人物志1 蔡氏』(社)久米崇聖会、2008年3月26日、197p (※非売品)
 はじめに
 第一章 蔡氏の歴史
  (一)十四世紀の東アジア
  (二)明朝の成立と冊封・進貢体制
  (三)琉球王国の成立
  (四)閩人三十六姓の渡来
  (五)古琉球期の久米村と蔡氏
 第二章 蔡温――その生涯と業績――
  (一)はじめに
  (二)出生 母真呉瑞のこと
  (三)少年期
  (四)福州渡航 地理(風水)を学ぶ
  (五)福州Ⅱ 隠者の教え
  (六)国師任職
  (七)二度目の渡唐 尚敬の請封
  (八)評価事件 尚敬の冊封
  (九)『中山世譜』の改訂
  (十)三司官任官
  (十一)蔡温の家族、家庭
  (十二)蔡温の国造り――国民教化と諸制度の整備、改定
  (十三)平敷屋・友寄事件
  (十四)羽地大川の改修
  (十五)林政――杣山政策
  (十六)元文検地――乾隆の大御支配
  (十七)その他の業績――漏刻、三府龍脉(脈)碑記
  (十八)近衛家煕との交流――木仮山記、物外楼記
  (十九)晩年の蔡温
  (二十)おわりに
 第三章 蔡氏の人々
  (一)蔡崇(一世)
  (二)蔡譲(二世)
  (三)蔡(三世)
  (四)蔡璋(三世)
  (五)蔡亜佳度(三世)
  (六)蔡回保(三世)
  (七)蔡賓(四世)
  (八)蔡樟(五世)
  (九)蔡瀚(六世)
  (十)蔡廷美(六世)
  (十一)蔡廷会(六世)
  (十二)蔡迪(六世)
  (十三)蔡朝慶(七世)
  (十四)蔡朝器(七世)
  (十五)蔡朝用(七世)
  (十六)蔡朝俊(七世)
  (十七)蔡燫(七世)
  (十八)蔡常(七世)
  (十九)蔡奎(八世)
  (二十)蔡烜(八世)

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外間みどり他「清代中琉関係檔案史料 宮中硃批奏摺・軍機處録副奏摺目録」

外間みどり・行實紀子・久田千春・根川智美「清代中琉関係檔案史料 宮中硃批奏摺・軍機處録副奏摺目録(乾隆朝・嘉慶朝)―中国第一歴史檔案館・台湾故宮博物院所蔵―」『史料編集室紀要』第31号、2006年3月、pp.123-174
 はじめに
 硃批奏摺と録副奏摺
 基本資料
 史料の確認と照合
 おわりに
 凡例
 (乾隆)
 (嘉慶)

外間みどり・行實紀子・久田千春「清代中琉関係檔案史料 宮中硃批奏摺・軍機處録副奏摺目録(道光朝・咸豊朝)―中国第一歴史檔案館・台湾故宮博物院所蔵―」『史料編集室紀要』第32号、2007年3月、pp.91-130
 はじめに
 基本資料
 おわりに
 凡例
 (道光)
 (咸豊)

外間みどり・喜納ひとみ・行實紀子・久田千春「清代中琉関係檔案史料 宮中硃批奏摺・軍機處録副奏摺目録(同治朝・光緒朝)―中国第一歴史檔案館・台湾故宮博物院所蔵―」『史料編集室紀要』第33号、2008年3月、pp.91-110
 はじめに
 基本資料
 おわりに
 凡例
 (同治)
 (光緒)

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2008年度・「今後の予定など」履歴

  • 12月20日(土): 大阪大学歴史教育研究会・第29回例会

  • 12月17日(水) 13:00~: 関西大学・渋沢財団寄附講座
        「東アジアの過去、現在と未来」
     第13回
        Martin Collcutt(マーティン・コルカット)
        「Kume Kunitake's Observations on "East Asia" and the "West" in 1872-1873
        (『米歐回覧実記』に見る明治初期の東洋と西洋)」

  • 12月13日(土)~14日(日): 関西大学グローバルCOE ICIS
        第1回次世代国際学術フォーラム「境界面における文化の再生産
        ――東アジアにおけるテクスト、外交、他者イメージ、茶文化の視点から」


  • 12月10日(水) 13:00~: 関西大学・渋沢財団寄附講座
        「東アジアの過去、現在と未来」
     第12回
        二階堂善弘「日本禅宗寺院に残る宋代の神々」

  • 12月3日(水) 13:00~: 関西大学・渋沢財団寄附講座
        「東アジアの過去、現在と未来」
     第11回
        王柯「東アジアにおける「歴史の和解」と「民族」思想の超越」

  • 11月29日(土) 13:30~: 海域アジア史研究会・11月例会
        ※研究会サイト

  • 11月26日(水) 13:00~: 関西大学・渋沢財団寄附講座
        「東アジアの過去、現在と未来」
     第10回
        五百旗頭真「冷戦終結後の日米関係と日中関係」

  • 11月19日(水) 13:00~: 関西大学・渋沢財団寄附講座
        「東アジアの過去、現在と未来」
     第9回
        朱建栄「中国第三の革命―その地殻変動と日本の対応」

  • 11月15日(土)・16日(日): にんぷろ・総括班主催シンポジウム
        「東アジア海域史研究の課題と新たな視角」in宮島
        ※ 「にんぷろ」サイト

  • 11月12日(水) 13:00~: 関西大学・渋沢財団寄附講座
        「東アジアの過去、現在と未来」
     第8回
        金泰昌「日中韓を横断媒介する公共哲学」

  • 11月5日(水) 13:00~: 関西大学・渋沢財団寄附講座
        「東アジアの過去、現在と未来」
     第7回
        北岡伸一「「日中歴史共同研究」で考えたこと」

  • 11月1日(土) 13:30~16:00: 飛び出す人文・社会科学
        ~津々浦々学びの座~「周縁社会の歴史を学ぶ意味」in札幌

  • 10月29日(水) 13:00~: 関西大学・渋沢財団寄附講座
        「東アジアの過去、現在と未来」
     第6回
        入江昭「Transnationalizing the History of Chinese-Japanese
            Relations(世界史的視野から見た日中関係史)」

  • 10月25日(土) 14:45~: 海域アジア史研究会・10月例会
        ※ 研究会サイト

  • 10月24日(金)~25日(土): 関西大学グローバルCOE ICIS
        第2回国際シンポ「‘西学東漸’と東アジアにおける近代学術の形成」

        ※ 公開ポスター[=PDFリンク]

  • 10月22日(水) 13:00~: 関西大学・渋沢財団寄附講座
        「東アジアの過去、現在と未来」
     第5回
        山室信一「アジア主義と日中関係」

  • 10月18日(土): 大阪大学歴史教育研究会・第27回例会

  • 10月11日(土): 第20回九州華僑華人研究会(にんぷろ・寧博関係班共催)
        「17-19世紀のアジア海域と華人通商網」
        ※ にんぷろサイト

  • 9月27日(土): 関西大学三研究所公開合同シンポジウム
        「アジアが結ぶ東西世界」
        ※ 公開ポスター[=PDFリンク]

  • 8月1日(金)~3日(月): 明清史夏合宿2008in島根
        +国際シンポジウム「“銀の世紀”の中国と東アジア」


  • 7月26日(土)~27日(日): 2008年度「にんぷろワークショップ in 東京」
        ※ 「にんぷろ」サイト

  • 7月2日(水) 13:00~: 関西大学東西学術研究所 特別講演会・研究例会
        ※ 研究所サイト

  • 6月28日(土) 13:30~: 海域アジア史研究会6月特別例会
        ※ 研究会サイト

  • 6月28日(土) 10:00~: 関西大学グローバルCOE ICIS 第2回研究集会
      「内藤湖南への新しいアプローチ―文化交渉学の視点から」
    [=PDFリンク]
        ※ 拠点サイト

    ※順次補完していく予定。

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