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歴史研究の日々のよしなしごとについて

海域アジア史研究会5月例会

海域アジア史研究会・2008年5月例会の案内。

日時:2008年5月24日(土) 14:00~

場所:大阪大学豊中キャンパス 文学部棟1階 中庭会議室
 (文学部棟の正面玄関を入って、そのまままっすぐ進んで中庭に出て下さい)
  豊中キャンパスの地図へのリンク

内容
 向正樹 氏(帝塚山大学非常勤講師):
 研究報告「クビライの南海招諭」

 研究会後には懇親会を予定しております。また、資料代として200円ご用意下さい。
 皆様のご参加を、お待ちしております。

書面での問い合わせは下記まで
大阪大学大学院文学研究科 東洋史学研究室気付
〒560-8532 豊中市待兼山町1-5
Tel.: 06-6850-6111(内線2138):土・日・祝日は不通



なお、案内送付希望などメールでの問い合わせについては、研究会のサイトを参照されたい。
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橋本雄「室町日本の対外観――室町殿の「内なるアジア」を考える――」

橋本雄「室町日本の対外観――室町殿の「内なるアジア」を考える――」『歴史評論』No.697、校倉書房(歴史科学協議会編集)、2008年5月、pp.53-69
 はじめに
 一 義満の冊封関係成就を見直す
  (1) 幕府周辺に根強い「日本国王」号否定論
  (2) 足利義満の受封儀礼を見ていたのは誰か
  (3) 受封儀礼は誰が伝授したのか
  (4) 受封儀礼は規定通りに執行されたか
 二 室町文化はいわゆる唐風文化か
  (1) 室町殿の唐物趣味とは
  (2) 転換点としての義持期
 おわりに

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にんぷろ・黒潮班『近世東アジアと黒潮圏交流 国際共同研究会報告書』

平成17年度~21年度 文部科学省科学研究費補助金・特定領域研究「東アジアの海域交流と日本伝統文化の形成―寧波を焦点とする学際的創生―」「東アジア海域における黒潮圏交流の総合的研究」班『近世東アジアと黒潮圏交流 国際共同研究会報告書』高知大学人文学部教授・津野倫明、2008年3月、102p
 基調報告・本研究会の主旨と班の活動(津野倫明)
 明人の日本に対する認識と理解―侯継高撰『日本風土記』を例にして―(李小林)
 明朝人对日本的认知(中文)―以侯继高《日本风土记》为例―(李小林)
 17-19世紀東アジア海域における中国帆船の活動(松浦章)
 海域国家台湾から考える(濱島敦俊)
 明末清初の文人画から江戸時代の南画へ―その時代的懸隔をめぐって―(森正夫)
 18・19世紀転換期日本の対外関係(藤田覚)
 質疑におけるコメントより―東アジア海域交流史研究の今後を展望する―(司会:吉尾寛)

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杉山清彦「大清帝国史研究の現在――日本における概況と展望――」

杉山清彦「大清帝国史研究の現在――日本における概況と展望――」『東洋文化研究』第10号、学習院大学東洋文化研究所、2008年3月、pp.347-372
 はじめに――「大清帝国史」とはなにか
 一 「清朝・満洲史研究」をめぐって
 二 「清朝・満洲史研究」の流れ
  (一)「満洲史」の時代
  (二)「清朝史」研究の確立と推移
 三 「清朝・満洲史研究」の現在
 四 大清帝国史の構築へむけて
 おわりに――ふたたび「大清帝国史」とはなにか

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杉山清彦「明初のマンチュリア進出と女真人羈縻衛所制」

杉山清彦「明初のマンチュリア進出と女真人羈縻衛所制――ユーラシアからみたポスト=モンゴル時代の北方世界――」菊池俊彦・中村和之(編)『中世の北東アジアとアイヌ――奴児干永寧寺碑文とアイヌの北方世界――』高志書院、2008年3月、pp.105-134
 はじめに
 一 元明交替期の大状況とマンチュリア
 二 永楽帝のマンチュリア経略とヌルガン都司
  (1) 羈縻衛所の展開とヌルガン都司経営
  (2) ヌルガン都司経営の実態と交易の動向
 三 永楽政権とヌルガン都司・永寧寺
  (1) 対モンゴル戦略とマンチュリア経営
  (2) 永寧寺と白山寺
  (3) 永楽政権の人材登用とヌルガン都司経営
 おわりに

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杉山清彦「清初八旗制下のマンジュ氏族」

杉山清彦「清初八旗制下のマンジュ氏族」細谷良夫(編)『清朝史研究の新たなる地平――フィールドと文書を追って――』山川出版社、2008年2月、pp.22-51
 はじめに
 一 マンジュ氏族と八旗制
 二 天命後期の高位世職
 三 八旗グサ・エジェンの特定家系
 四 政権首脳の構成と「功」
 おわりに

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四日市康博〔編著〕、榎本渉・小川光彦・向井亙・森達也〔共著〕『モノから見た海域アジア史:モンゴル~宋元時代のアジアと日本の交流』

四日市康博〔編著〕、榎本渉・小川光彦・向井亙・森達也〔共著〕
『モノから見た海域アジア史:モンゴル~宋元時代のアジアと日本の交流』
 〈九大アジア叢書11〉、福岡:九州大学出版会、2008年3月


第1章 海域アジアの碇石航路誌(小川光彦)
第2章 「板渡の墨蹟」と日宋貿易(榎本渉)
第3章 海域アジアの貿易陶磁とコンテナ陶磁(向井亙)
第4章 アジアの海を渡った龍泉青磁(森達也)
第5章 銀と銅銭のアジア海道(四日市康博)
第6章 対談「モノから見た海域アジア交流と日本」
    〔インタヴュアー〕四日市康博
 1.アジアの「硫黄」海道と技術革新――山内晋次(大阪大学)
 2.「ヤコウガイ」海道のゆくえ――高梨修(奄美博物館)・田中史生(関東学院大学)
 3.中世「博多」の中国商人をめぐって――田上勇一郎(福岡市埋蔵文化財センター)
 4.考古学から見た「琉球」史の転換点――片桐千亜紀(沖縄県立埋蔵文化財センター)
 5.「平泉」の都市性とモノの流通――佐藤嘉広(岩手県教育委員会)
 6.結節点としての中世港「十三湊」――工藤忍(青森県埋蔵文化財調査センター)
 7.沈没船が語る「南海交易」――高栄盛(南京大学)

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