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歴史研究の日々のよしなしごとについて

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歴史学の危機

最近、このことが頭について離れない。

直接には某所で聞いた話がきっかけだが、もちろんそれ以前から度々話題にはされてきたことである。

たとえば、世界史未履修問題。

たとえば、日本史必修化問題。

世界史未履修問題については、その発覚から事態収拾に至るまでの対応の姑息さがとりわけ印象に残った。
もちろん、この件に関しては実際に振り回された生徒たちが一番の被害者である。
しかし、救済措置と称して不十分な学習時間で「履修したことにした」結果、高校教育に対する不信を募らせるとともに、世界史という科目そのものの必要性に対しても一層の疑問符がつけられることとなってしまった(この天については他の未履修科目も同様だが)。

なぜ世界史は敬遠されるのだろうか?…教師たちからも、そして生徒たちからも。

世界史なんていらない? (岩波ブックレット NO. 714)世界史なんていらない? (岩波ブックレット NO. 714)
(2007/12)
南塚 信吾

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大阪大学歴史教育研究会 第21回例会

大阪大学歴史教育研究会ウェブサイトよりの転載。


【大阪大学歴史教育研究会 第21回例会】


 大阪大学歴史教育研究会(第21回例会)を下記要領にて開催いたします。皆様お誘い合せのうえ、ふるってご参加下さいますようお願い申し上げます。なお、開始時間、会場ともに通常とは異なりますので、ご注意下さい。

日時:2008年1月19日(土) 14時00分~17時30分
会場:大阪大学豊中キャンパス 待兼山会館2階会議室
キャンパス・マップ35. 待兼山会館をご確認下さい)

報告者および題目(報告順未定、敬称略):
杉本淑彦(京都大学大学院文学研究科教授)
 「大学生が創った二十世紀版高等学校用教科書 ~私たちはこんな教科書で学びたかった!」
秋田茂(大阪大学大学院文学研究科教授/西洋史学)
 「三つのヘゲモニー国家とグローバルヒストリー ─大阪大学共通教育「西洋史学基礎」科目での授業例─」


【参加申し込み・問い合わせ先】
後藤敦史(大阪大学大学院文学研究科 特任研究員)
Tel & Fax: 06-6850-5101(大阪大学文学部日本史研究室)
E-mail: rekikyo(a)yahoo.co.jp ※(a)を@に変更してください。


(最終更新日:2007年12月23日)

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関西大学文化交渉学教育研究拠点 第1回研究集会「東アジアにおける書院研究」

関西大学グローバルCOEプログラムウェブサイトに掲示されているポスターのPDFファイルよりの転載。

文部科学省グローバルCOEプログラム
Institute for Cultural Interaction Studies
関西大学文化交渉学教育研究拠点


二松学舎大学21世紀COEプログラム
Establishment of World Organization for Kanbun Studies
日本漢文学研究の世界的拠点の構築


 共催

ICIS第1回研究集会「東アジアにおける書院研究」

期日:2008.1.26(土)
会場:関西大学東京センター(東京駅日本橋口)

PROGRAM

10:00-10:15 開会挨拶  陶徳民(関西大学ICISリーダー)
 〈書院研究の現状と展望〉
10:15-10:45 基調報告 吾妻重二(関西大学ICIS)
   「東アジアにおける書院研究の展望」
10:45-11:15 報告「中国における書院研究の現状と課題」
    洪波(湖南大学教授)
11:15-11:45 報告「韓国における書院研究の現状と課題」
   薛 錫圭(國學振興院研究部長)
11:45-12:15 報告「べトナムにおける伝統的私塾研究のための予備的報告」
   嶋尾 稔(慶應義塾大学言語文化研究所准教授)

 特別講演Ⅰ
13:30-14:00 「足利学校と漢籍収蔵について」
   厳 紹 (北京大学教授、ICIS客員教授)
 〈書院の諸相〉
14:00-14:20 講演「岳麓書院について」
    洪波(湖南大学教授)
14:20-14:40 講演「陶山書院について」
   薛 錫圭(國學振興院研究部長)
14:40-15:00 コメント 馬淵昌也(学習院大学教授)
 討論

 〈書院の諸相〉
15:20-15:40 講演「懐徳堂について」
   湯浅邦弘(大阪大学教授)
15:40-16:00 講演「泊園書院について」
   陶徳民(関西大学ICISリーダー)
 特別講演Ⅱ
16:00-16:30 「明治前期の漢学塾の意義」
   戸川芳郎(二松学舎大学名誉教授)
16:40-17:30 コメント 澤井啓一(恵泉女学園大学教授)
 総合討論

※参加は無料ですが、事前に参加申し込みが必要です。ご希望の方は[所属・役職・氏名]を下記までご連絡下さい。
MAIL: (※こちらの末尾を参照のこと。)
FAX:06-6368-0235
TEL:06-6368-0256

ACCESS MAP
関西大学東京センター 地図
※サピアタワー3Fのフロントで受付をした後、9F にお上がり下さい。

会場情報
関西大学東京センター
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー9 階
TEL:03-3211-1670 FAX 03-3211-1671

お問い合わせ
関西大学文化交渉学教育研究拠点
〒564-8680 吹田市山手町3-3-35 関西大学
TEL:06-6368-0256 FAX:06-6368-0235
MAIL: (※こちらの末尾を参照のこと。)
URL: http://www.icis.kansai-u.ac.jp/


(最終更新日:2007年12月20日)

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山内晋次「海域アジア史のポテンシャル―硫黄交易と航海信仰を素材として―」

山内晋次「海域アジア史のポテンシャル―硫黄交易と航海信仰を素材として―」『新しい歴史学のために』No.265、2007年5月
 はじめに
 一 硫黄交易からみた海域アジアのつながり
  (1)日宋貿易における硫黄交易
  (2)海域アジア西部における硫黄交易
 二 航海信仰からみた海域アジアのつながり
  (1)放洋に際しての海神祭祀
   1.冊封琉球使の放洋儀礼
   2.朝鮮通信使の放洋儀礼
   3.近世日本の船大工
  (2)海の境界
   1.11・16世紀頃の中国・日本
    (a)唐の海と日本の海
    (b)ちくらがおき
   2.近世の朝鮮
    (a)朝鮮通信使
    (b)パンソリ「沈睛歌」
   3.近世の中国
    (a)冊封琉球使
    (b)長崎来航唐船
 おわりに

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大阪大学 経済史・経営史研究会―Om Prakash 先生の御講演

大阪大学 経済史・経営史研究会の次回研究会の案内。

日時   2007年12月17日(月) 15:00-17:00
場所   大阪大学豊中キャンパス 法経大学院総合研究棟7階701(大会議室)
報告   Professor Om Prakash (Delhi School of Economis)
タイトル Japan as a critical player in Dutch intra-Asian trade in the seventeenth century
 ※大阪大学グローバルヒストリー研究会と共催。



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にんぷろ・国際シンポジウム「文献資料からみた東アジア海域文化交流」

にんぷろウェブサイトより転載。

文献調査研究部門・総括班共催国際シンポジウム
 「文献資料からみた東アジア海域文化交流」


2008年1月12日(土)・13日(日)
大阪市立大学学術情報研究センター10F会議室
  (※引用者註:恐らく正しくは「学術情報総合センター」と思われる。アクセスマップはこちら。)
 
1月12日
基調講演
 張高評(成功大学)10:00~11:00
海上ブックロードと日本への書物の伝播――中国宋代における雕版印刷の視点から
 Lucille Chia(カリフォルニア大学リバーサイド校)11:20~12:20
中国の出版・書物文化における大変貌――初期スペイン領フィリピンの事例を中心に
個別報告
 北野良枝(東京芸術大学)13:30~14:10
「王会図」の変容
 木津祐子(京都大学)14:20~15:00
『白姓』と『人中画』に見る乾隆期琉球久米村通事の学門と官話
 伊藤幸司(山口県立大学)15:10~15:50
入明僧からみた日明交流
総合討論Ⅰ 16:00~17:00 *会議終了後18:00より懇親会を行います
 
1月13日
 朱剛(復旦大学)10:00~10:40
北宋の賢良進巻について
 中純夫(京都府立大学)10:50~11:30
朝鮮朝時代の科挙と朱子学
 永冨青地(早稲田大学)11:40~12:20
思想史研究における文献学の有用性について――『朱子晩年定論』を一例として
 渡辺純成(東京学芸大学)13:30~14:10
満洲語科学技術文献の文献資料学
 陳捷(国文学研究資料館)14:20~15:00
明治期における日中知識人の筆談資料について
総合討論Ⅱ 15:20~17:00
 
司会:高津孝(鹿児島大学)、平田茂樹(大阪市立大学)、浅見洋二(大阪大学)
会場:JR阪和線杉本町駅下車徒歩5分、地下鉄御堂筋線我孫子駅下車徒歩15分



(最終更新日:2008年1月6日)

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第40回琉球大学史学会大会のご案内

直前情報だが、「琉球史Cafe」からの転載。

日時:平成19年12月15日(土)午後1時00分~午後5時30分
会場:琉球大学共通教育棟2号館‐205教室
大会受付(法文学部共通教育棟2‐205教室ロビー:受付開始 午後12時00分~)
    ※入場無料。

シンポジウムテーマ「新たなる奄美史像を求めて-奄美研究の現状と課題-」 

基調講演(午後1時10分~2時10分)
「奄美と近代の遭遇-引き裂かれた奄美人-シマと同化の狭間で-」
    (鹿児島国際大学名誉教授 山下欣一)
報告(午後2時20分~4時)
 第1報告:弓削政己(奄美医療協同組合理事)
  「奄美史の基礎研究と動向について-明治五年大島商社黒糖専売制開始を事例に-」  
 第2報告:町健次郎(瀬戸内町立図書館・資料館学芸員) 
  「民俗と戦前-現在の写真から-」 
 第3報告:新里亮人(伊仙町歴史民俗資料館学芸員) 
  「奄美諸島における考古学研究の現状と課題」
討論(午後4時15分~5時30分)

[司会]津波高志(琉球大学法文学部教授)
[パネラー]山下欣一、弓削政己、町健次郎、新里亮人
[コメンテーター]
 池田栄史(琉球大学法文学部教授)、
 豊見山和行(琉球大学教育学部教授)、
 比嘉政夫(沖縄大学法経学部教授)

※大会終了後、午後6時より交流会があります。参加ご希望の方は、予め午後12時00分からの大会受付において参加費を添えてお申込み下さい(参加費:一般2千円、学生1千円)。
※問い合わせ先:
 098-895-8190(琉大法文学部内、稲村研究室)
 e-mail:(省略)
 または098-895-8276(同、後藤研究室)
※場所などは琉球大学のHP(以下)にてご確認ください。
 http://www.u-ryukyu.ac.jp/index.html


(最終更新日:2007年12月23日)
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福盛貴弘・遠藤光暁(編)『語学教育フォーラム-第13号-華夷訳語論文集』

福盛貴弘・遠藤光暁(編)『語学教育フォーラム-第13号-華夷訳語論文集』(東ユーラシア言語研究 第2集)大東文化大学語学教育研究所、2007年10月
 はしがき(福盛貴弘・遠藤光暁)

 華夷訳語研究の諸課題(遠藤光暁)
 蒙文直訳体の成立をめぐって―モンゴル政権における公文書翻訳システムの端緒―(舩田善之)
 『日本館訳語』に反映した日本語のウ列母音―ス・ズを中心に―(蒋 垂東)
 『暹羅館訳語』乙種本の声調(遠藤光暁)
 阿波国文庫本系『安南訳語』と『四夷広記』所収「安南国訳語」の比較(清水政明)
 緬甸館譯語に書かれたビルマ文字の形状について(岡野賢二)
 『伝秀吉所持扇面』の日中対訳語彙―非訳語系日中対訳資料の系譜―(木津祐子)
 明・清代の漢語資料における新ウイグル語について(西村多恵)
 《西番譯語》〈川九〉に記録される18世紀木里チベット語の特徴(鈴木博之)
 《西番譯語》に記録されたリュズ語(池田 巧)
 朝鮮司訳館の類解書と『華夷訳語』(烏雲高娃)
 『至元譯語』・『蒙古譯語』の諸本について―部門と語彙の名称と配列を中心に―(竹越孝)
 『華夷訳語』の漢字音訳法と東郷語の音韻変化に見られる平行性について(更科慎一)
 元代銅錘蒙古語銘文考(吉池孝一)
 『華夷訳語』(甲種本)モンゴル語音節末子音の漢字音訳について―音訳漢字の声母・韻母・声調の観点から―(孟 達来)
 『華夷訳語』(甲種本)における同音漢字の書き分けについて(栗林 均)

 《果物》と《葡萄》を意味するモンゴル語について―『ムカッディマト・アル・アダブ』のチャガタイ語とモンゴル語から―(斎藤純男)
 ツングース諸語の三人称代名詞について(風間伸次郎)
 『モンゴル民俗言語地図』における母音の音声表記(福盛貴弘)

 華夷訳語関係文献目録(遠藤光暁・竹越孝・更科慎一・馮蒸)
 華夷訳語研究会 概要

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清水政明「阿波国文庫本系『安南訳語』と『四夷広記』所収「安南国訳語」の比較」

清水政明「阿波国文庫本系『安南訳語』と『四夷広記』所収「安南国訳語」の比較」福盛貴弘・遠藤光暁(編)『語学教育フォーラム-第13号-華夷訳語論文集』(東ユーラシア言語研究 第2集)大東文化大学語学教育研究所、2007年10月
 0.はじめに
 1.先行研究
 2.阿波国文庫本系『安南訳語』と『四夷広記』所収「安南国訳語」
  2-1.音訳の方法
   2-1-1.音節末閉鎖音の音訳
   2-1-2.子音連続・複音節形態素の音訳
  2-2.音訳漢字と字喃
 3.おわりに

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濱下武志先生の講演会

一昨日の4日、濱下武志先生の講演会のため、神戸女学院大学へ行ってきた。

神戸女学院大学といえば、真栄平房昭先生がいらっしゃるのだが、どういうわけかこれまで行く機会が全くなかった。
もちろん女子大なので敷居が高かったということもあるけれど、京都からだとやはり遠いという先入観が強すぎたのかも知れない。
実際には西宮北口駅からたったの一駅だから、思いの外近かったのであるが。

濱下先生とも、長らく同じ大学に籍を置いていたにもかかわらず、なかなかお会いできなかったという意味では、「敷居の高い」先生だったような気がする。
もっとも、「なかなかお会いできなかった」のは、あくまでも大学内での話。
京都ではシンポジウムなどを含めてもお会いしたのはたぶん一度あるかないかだが、海外では、例えば福建省の山の中とか、台北近郊とか、沖縄の某国立大学とか(まあこれも広い意味では「海外」ということで)、少なくとも京都にいるよりはずっと遭遇率が上がるという、何とも不思議な先生である。
そういう先生が、割合近所でお話しになるというので、折角だからと行ってみたというわけである。

なお、講演会については、神戸女学院美学研究会Weblogに案内があるので、こちらを参照されたい。
ここに問い合わせ先として書かれている「浜下」さんが濱下武志先生の御実弟の昌宏先生だというのは、行ってみて始めて知った。
案内文に「編集者からは”エアポート・プロフェッサー”と煙たがられたり(?)」などというくだりがあるので、もしや縁戚の方ではと思ってはいたけれど…。
講演会でも、兄と弟の議論の応酬というか、掛け合いが非常に面白かった。
来年2月にはもう一ラウンドあるそうなので、時間が許せばまた見に行きたいと思う。

講演の内容については…まとめるのは非常に難しいけれど、今年赴任されたばかりの龍谷大学にまつわる学術の話、アジア交流の史料、日中韓共同歴史研究のこと、同じく籍を置かれている中国の中山大学での「中国」を理解するためのモデル模索のこと、「東洋」「アジア」に対する日中のアプローチの違い…などなど、様々なトピックへの言及があった。
どれも容易に結論が出そうな話ではないけれど、この先生は今でもアジア交流の研究現場の最前線をあわただしく駆けめぐっているんだなぁ、という実感は強く伝わってきた。
学識の方ももちろんだが、こういう絶えず国境を越えて駆け回っている先生(韓国語では、こういう人のことを「駅馬熬(ヨクマサル)」と呼ぶそうだ)の実体験は、それ自体が貴重である。
この日も、講演の後はそのままワシントンDCへ向かわれたとのこと。
つかまえるのは本当に大変な先生だけれど、今後もできるだけ機会を見つけて話を聞いておきたいと思う。




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